切り方編
【ざく切り】
葉を3〜4等分して重ね、横にして端から用途に応じた大きさにザクザク切っていきます。
【炒めもの用は大きめに】
春キャベツはやわらかく、加熱するとすぐにクタッとなるので、炒めものなどにはやや大きめの切り方で。何枚か葉を重ねて切ればスピーディー。
【せん切り】
1)キャベツを四つ割りにして軸のかたい部分を切り取ります。
2)内側と外側の部分の2つに分けます。
3)外側の部分をまな板に押しつけてなるべく平らにし、端からせん切りにします。内側も同様にして切ります。
【包丁か皮むき器でせん切りに】
A)葉を数枚重ねて端からせん切りに。繊維を断ち切るとやわらかな食感を楽しめます。冷水に放してパリッとさせ、水をよくきります。
B)葉をはがさずかたまりのまま、大きめの皮むき器や薄切り用スライサーでせん切りにしても。
どの部分を使うか
【芯を落としてからはがす】
半割りのキャベツから葉をはがすときは、芯(しん)の両側から斜めに包丁を入れて芯を取り除き、その切り口から指を入れてはがすとスムーズ。
【軸を取る】
葉脈の厚い部分はかたいので、用途によっては切り分けて。かたい部分の両脇に包丁を入れ、切り取ります。
【ゆでて使う】
葉を大きいままゆでるときは、かたい軸の側からさっと湯に通し、ざるに広げてさまします。春キャベツはやわらかく、クタッとなるのが早いので注意です。
電子レンジ加熱の場合は、洗って水をきらずに耐熱皿に入れ、ラップをかけて加熱します。
→つづく
基本的な扱い方
【1枚ずつはがす】
1 ロールキャベツなど葉を大きいまま使いたいときは、葉をはずしやすいように、芯のまわりに包丁を入れ、ぐるりと芯をくりぬきます。水にくぐらせてラップに包み、電子レンジ強で約2分加熱します。
加熱しすぎないように、大きさによって調整を。ラップをはずし、外側から1枚ずつ葉をはずします。加熱によってしんなりするので、破れずうまくはがせます。
2 少量使いたいときはまるのままの状態で、かたい軸のつけ根に包丁を入れます。そこから指を入れて1枚ずつはがします。
栄養
潰瘍(かいよう)の予防に効果があるといわれるビタミンUを含むのが特徴です。
ほかに、コラーゲンの生成に働き、美肌効果を期待できるビタミンC、骨を強くするのに働くビタミンKなどが含まれます。
緑色の濃いものはベータカロテンも。
出回り時期
冬キャベツは11〜2月が出盛り。
春キャベツは、3月〜6月頃まで出回り、冬キャベツと比較すると、大きさは半分以下。
葉は中まで緑色をしています。
主に、茨城県や千葉県、神奈川県産が多く出回ります。
キャベツの選び方
上下にややつぶれた形の冬キャベツは、葉に厚みがあり、巻きがしっかりしていて、重量感のあるものが良いキャベツです。
春先から初夏にかけて出回る春キャベツは、葉がやわらかく、巻きがゆるいのが特徴です。
形に丸みがあり、葉の緑色が濃くて光沢があるものを選ぶようにしましょう。
もし家計を気にしているなら、キャベツを生で使う時は良いものを。
煮たり炒めたりに使う時は少々不格好でおつとめ品のキャベツでも十分美味しいので、作る料理によってキャベツを選ぶのも賢い買い方ですね。
キャベツの旬
キャベツは四季を通して日本各地で栽培され、年中流通しています。
春に種をまいて夏に収穫する「高原キャベツ」、夏に種をまいて冬に収穫する「冬キャベツ」、秋に種をまいて春に収穫する「春キャベツ」があります。
「春キャベツ」は、みずみずしくて葉がやわらかいのが特徴。
その食感を生かし、生でサラダなどに使うのがおすすめです。
「冬キャベツ」は寒さに耐えて甘みがあり、煮ものなどにするのがおすすめです。